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はじめに

愛犬の健康と幸福を守るために、私たちは日々さまざまな健康管理を行います。

食事や運動だけでなく、目元のケアも非常に重要です！

特に、鼻涙管のマッサージは、涙やけの問題を抱える愛犬にとって、
飼い主さんが自宅で簡単にできるケア方法の１つです。
このブログでは、犬の鼻涙管マッサージの重要なポイントを紹介します。

※治療中の子、気になる症状がある子は専門家による指導のもとで行うことを推奨しております。
また、これにより特定の病気が治るわけではございません。
あくまでもペットの快適性を向上させるケアの一環として行いましょう

犬の鼻涙管は、目から鼻へと涙を排出する細い管です。
この管が正常に機能することで、目を潤し、異物を洗い流した涙が
鼻や体内に流れていく通り道となっています。

しかし、この管が詰まったり機能しなくなったりすると、
涙の通り道が無くなり
行き場のなくなった涙が目からこぼれ落ちる状態になり
涙やけの問題が起こりやすくなります。

鼻涙管マッサージは、管内の詰まりの解消を促し
涙の流れを改善することで、目やにや涙やけの問題を軽減することが期待できます。

定期的なマッサージは、詰まりを予防し
目元の健康を維持していきましょう

リラックスさせる: マッサージを始める前に、愛犬がリラックスしていることを確認しましょう。静かな環境で、優しく話しかけながら落ち着かせます。
清潔な環境を保つ: 手を洗い、飼い主さんの爪が長い場合は短く整えておきましょう。
愛犬の目を傷つけないために、柔らかいガーゼなどを指に巻いて行うのも良いでしょう

STEP１　　目頭から鼻先に向かって優しく撫でます
　　　　　 5回くらい繰り返しましょう

STEP２　　　目頭から目尻に向かって瞼の上下を優しく撫でます
　　　　　　 5回くらい繰り返しましょう

眼球に近いところなので
力は入れなくて大丈夫！

STEP３　　　鼻涙管の詰まりを押し出すように、
　　　　　　目頭から鼻先に向かって、ぐるぐる撫でます
　　　　　　３回くらい繰り返しましょう

STEP４　　　マズルを上からギュッと摘んで、パッと離す
　　　　　　目頭から鼻先に向かって3回くらい行いましょう

STEP５　　　鼻先を小さく左右に5回動かします
　　　　　　これでマッサージ完了！　
　　　　　　ブシュッっと鼻を鳴らしたり、くしゃみをしたりすると
　　　　　　わかりやすいですね♪

鼻を鳴らすまで何度も行うのはNG！
１日3回が目安
STEP1の時点で既に鼻が通っている場合もあるので
無理せず、力まず行いましょう

愛犬が痛みや不快感を示さないよう、優しく丁寧に行います。
不安や抵抗を感じたら、すぐに中止しましょう。

強く押しすぎない: 鼻涙管は非常にデリケートなので、強く押しすぎないように注意しましょう。
定期的なケア: マッサージは定期的に行うことで、効果が得られます。しかし、愛犬の様子を見ながら、過度に行わないようにしましょう。
専門家の意見を求める: 鼻涙管の問題が続く場合や、マッサージによる改善が見られない場合は、専門家に相談することが重要です。
もしかしたら、その子には効果がない、逆効果になり得る病気が潜んでいる場合もあります！

マッサージはペットの快適性を向上させることが期待されるケアの一環です。
特定の症状に対する治療法ではないため、異常が見られる場合は専門家の診断を受けることが重要です。